少しずつ秋の気配を感じられるようになってきました。
今回は、お客様が若い頃に手に入れられたLVバッグの修理をご依頼いただきました。
バッグ外周のパイピング部分が経年劣化によって剥がれ、使用することが難しい状態になっていたため、牛革を使用して交換することになりました。
▼ 修理前


長年ご愛用されてきたバッグをお預かりしました。
外周のパイピング部分は経年劣化が進み、表面が剥がれている状態でした。以前のようにお使いいただけるよう、傷んだ部分を牛革へ交換していきます。
▼ 修理作業中


バッグを一度解体し、傷んだパイピングを取り外して新しい牛革へ交換します。
難しい作業となりましたが、元の形やバランスを確認しながら、交換後に再び丁寧に組み立てていきました。
▼ 修理完成



外周のパイピングを牛革へ交換し、再びお使いいただける状態に仕上がりました。
お客様からは、メーカーでの修理では購入時の価格の2倍以上のお見積もりだったと伺いました。
完成したバッグをお渡ししたところ、お客様にもご満足いただくことができました。
今回はヌメ革部分にはまだ大きな傷みが見られなかったため、そのまま活かしています。今後傷みが出てきた際には、改めて修理をご依頼いただけるとのことでした。
思い入れのあるバッグを、これからも長くお使いいただけるよう、状態に合わせた修理をご提案いたします。
月別アーカイブ: 2026年9月
ラム革のコートを、お気に入りの形のバッグへリメイク
今回は、温暖化などの影響で着る機会が少なくなったラム革のコートを、お気に入りの大きさ・デザインのバッグへ作り替えてほしいとのご依頼をいただきました。
▼ リメイク前


今回お預かりした、ラム革のコートです。
長く大切にされてきたコートの革を活かしながら、お客様がお気に入りのバッグを参考に、新しい形へリメイクしていきます。
▼ 完成イメージをもとに製作

ご希望のバッグの形やサイズを参考に、できる限りイメージに近い仕上がりを目指しました。
バッグの形や細かな仕様を確認しながら、型紙を作成して製作を進めました。
▼ リメイク作業中


型紙の作成から裁断、加工まで、一つひとつ形を確認しながら作業を進めていきます。
特にバッグの内部は複雑な構造となっており、細かな部分を確認しながら丁寧に仕立てました。
ショルダーベルトと持ち手には牛革を使用し、使いやすさと仕上がりのバランスを考えて製作しています。
▼ リメイク完成




ラム革のコートが、お気に入りのデザインを取り入れたバッグへ生まれ変わりました。
完成したバッグをお渡ししたところ、お客様にも大変喜んでいただくことができました。
着る機会が少なくなった革製品も、その素材を活かしてバッグなどへ作り替えることで、新しい形で再びご愛用いただけます。