少しずつ秋の気配を感じられるようになってきました。
今回は、お客様が若い頃に手に入れられたLVバッグの修理をご依頼いただきました。
バッグ外周のパイピング部分が経年劣化によって剥がれ、使用することが難しい状態になっていたため、牛革を使用して交換することになりました。
▼ 修理前


長年ご愛用されてきたバッグをお預かりしました。
外周のパイピング部分は経年劣化が進み、表面が剥がれている状態でした。以前のようにお使いいただけるよう、傷んだ部分を牛革へ交換していきます。
▼ 修理作業中


バッグを一度解体し、傷んだパイピングを取り外して新しい牛革へ交換します。
難しい作業となりましたが、元の形やバランスを確認しながら、交換後に再び丁寧に組み立てていきました。
▼ 修理完成



外周のパイピングを牛革へ交換し、再びお使いいただける状態に仕上がりました。
お客様からは、メーカーでの修理では購入時の価格の2倍以上のお見積もりだったと伺いました。
完成したバッグをお渡ししたところ、お客様にもご満足いただくことができました。
今回はヌメ革部分にはまだ大きな傷みが見られなかったため、そのまま活かしています。今後傷みが出てきた際には、改めて修理をご依頼いただけるとのことでした。
思い入れのあるバッグを、これからも長くお使いいただけるよう、状態に合わせた修理をご提案いたします。